Web小説の収益化の始め方。3サイトの登録から受け取りまでの手順
「小説の収益化って、何から始めればいいの?」。この記事はその入口です。手順そのものは、正直あっけないほど簡単です。
ただ、始め方の前にひとつだけ言わせてください。収益化しても、最初から稼げるわけではありません。 自分の実測では、3サイト合わせても1年で約3000円。月にならすと数百円です。なので「設定すればお金が入る」と思って始めると、まず肩透かしを食います。それでも、仕組みを知って手元の作品を収益化しておく価値はある、というのが自分の立場です。その前提で、手順をまとめます。2026年6月時点の内容です。
ステップ0:収益化できるサイトを知る
日常的に収益が入る仕組みがあるのは、主に小説家になろう・カクヨム・アルファポリスの3つです。ほかにもエブリスタやノベルアップ+など投げ銭型のサイトがありますが、まずはこの3つを押さえれば十分。どのサイトにどんな制度があるかはリワードがもらえる小説投稿サイト一覧に並べました。
ステップ1:登録して、作品を投稿する
当たり前ですが、読まれないと収益は発生しません。まずアカウントを作り、作品を投稿するところから。収益化は「読まれた量」に対して支払われるので、最初の数カ月は収益より、読者がつくかどうかのほうが大事です。
ステップ2:各サイトで収益化を有効にする
ここが本題で、サイトごとに設定が違います。
- なろう(チアーズプログラム):参加には二段階認証の設定が必須です。対象は全年齢のオリジナル作品。仕組みはチアーズプログラムとはに、この制度以外も含めたなろうの収益化の全経路は別記事に書きました
- カクヨム(ロイヤルティプログラム):参加費は無料。正確な生年月日の設定が必要で、未成年は保護者の同意が要ります。詳しくはロイヤルティプログラムとは
- アルファポリス(投稿インセンティブ):投稿していれば24時間ポイントからスコアが積み上がる仕組みです。流れは24時間ポイントとはと投稿インセンティブの仕組みに
ステップ3:貯まったら受け取る
リワードやスコアが最低ラインに達したら、ギフト券やコイン、現金に交換します。ここで2つ注意があります。
ひとつは最低換金額。なろうはAmazonギフト500から、カクヨムはBOOK☆WALKERコイン100から、アルファポリスはアルファコイン50から、とサイトで違います。3サイトをまとめた受け取り早見表が早いです。
もうひとつが有効期限。貯めている間に古い分から失効します。自分はなろうで、500に届かないまま300が失効しかけています。少額のうちは、最低ラインが低いコイン(カクヨムのBOOK☆WALKER、アルファポリスのアルファコイン)で早めに受け取るのが安全です。換金の詳細はなろうの換金方法とカクヨムの換金方法に。
つまずきやすいところ
- 二段階認証(なろう)を設定し忘れて参加できていない
- 生年月日(カクヨム)が未設定で交換できない
- 受け取りに銀行口座の登録が必要(どのサイトも)
- 有効期限を知らずに貯めて、失効させる
最初にここだけ潰しておけば、あとはスムーズです。
どこから始めるか
掛け持ちはおすすめしません。まず1サイト、自分の作風に合いそうなところに絞って、作品を続けるのがいいです。サイトごとの性格の違いは3サイトの違いと使い分けに、同時投稿をやめた経緯は同時投稿をやめた理由に書きました。
まとめ
収益化の設定そのものは、10分で終わります。でも「設定する」と「稼ぐ」は別の話。仕組みを知って、手元の作品を収益化しておいて、あとは気長に。すぐお金にならなくても、先月より読まれた数が見えるだけで、書く理由は少し増えます。「小説投稿サイトは稼げない」のかどうかも、自分の目で確かめてみてください。
この記事の前提
- 数値・条件はすべて2026年6月時点。各制度の正式な条件は、リンク先の各記事または各公式ヘルプで確認してください
- 収益化しても大きく稼げる世界ではありません(筆者実測で3サイト合計・1年約3000円)。「誰でも稼げる」という記事ではありません
- 一定額以上の収入には確定申告が必要になる場合があります。税務の判断は税務署または税理士に確認してください