リワードがもらえる小説投稿サイト一覧【2026年6月版】

「結局、どのサイトに収益の仕組みがあるのか」。これが自分でも最初わからなかった。

なろうにチアーズプログラムができて、カクヨムにもアルファポリスにも前から似た仕組みがある、という話は耳に入ってくる。でも一覧で並べた地図みたいなものが見つからない。だから自分用に作ったのが、この記事です。

いくら稼げるかの話はいったん横に置きます。まずは「お金が入る蛇口がどこに付いているか」を、2026年6月の時点で並べてみました。金額の実測はなろうチアーズはいくら稼げるかのほうに書いています。

まず早見表

制度の有無とタイプだけ先に並べます。一つずつの説明は、その下に続けました。

サイト 制度名 タイプ 受け取りの形
小説家になろう なろうチアーズプログラム 広告収益の分配 現金・Amazonギフト
カクヨム カクヨムロイヤルティプログラム 広告収益の分配 現金
アルファポリス 投稿インセンティブ 24時間ポイント連動 現金・ギフト・自社コイン
ノベルアップ+ 貢献ポイント 投げ銭 換金
エブリスタ スターギフト 投げ銭 現金
ノベルバ 報酬プログラム+マグネット PV連動+投げ銭 現金・Amazonギフト
Solispia ソリスピアリワードプログラム 動画広告の視聴連動 ポイント換金
NOVEL DAYS (常設のリワードなし) コンテスト・書籍化 賞金・印税
ノベマ! (常設のリワードなし) コンテスト・書籍化 賞金・印税
野いちご (常設のリワードなし) 書籍化レーベル 印税ほか

「タイプ」は4つに分かれます。書く側にとっては、ここの違いが一番効いてきます。

自分が3サイトをやってみた体感だと、毎月コツコツ入るのは広告分配型。投げ銭型は「読者との距離」が近い作品向き、という印象です。

収益の仕組みがあるサイト

小説家になろう(なろうチアーズプログラム)

2025年10月28日に始まった、なろうでは新顔の制度。作品ページに専用の広告が表示され、その表示回数や更新状況から月ごとに「チアスコア」が計算されて、広告収益が「なろうリワード」として配られます。1リワードがおよそ1円。受け取りは銀行振込かAmazonギフトカード。

参加には二段階認証の設定が要ります。仕組みの細かいところはなろうチアーズプログラムとはに、スコアの上げ方はチアスコアの仕組みと上げ方に、換金の手順はなろうリワードの換金方法にまとめました。

新しいぶん情報がまだ少なくて、書き手としては今がいちばん手探りの時期だと思います。

カクヨム(カクヨムロイヤルティプログラム)

KADOKAWAが運営するカクヨムの制度。サイトに出る広告の売上のうち、ユーザーへの還元は全体の70%(運営が30%)と公式に明記されています。作品の読まれ具合を数値化した「アドスコア」に応じて配分される、広告収益分配型。1カクヨムリワードが1円で換金でき、付与日から12カ月で有効期限が切れます。仕組みの詳細はカクヨムのアドスコアとはにまとめました。

参加費はなし。正確な生年月日の設定が必要で、未成年は保護者の同意が要ります。海外在住でも参加はできるけれど、換金には日本の銀行口座が必要です。

アルファポリス(投稿インセンティブ)

3サイトの中ではいちばん歴史が古くて、2015年から続いている制度。24時間以内に読まれたポイントを元にスコアが積み上がり、毎月10日に1カ月分が「確定スコア」として付きます。仕組みはアルファポリス24時間ポイントとはに詳しく書きました。

交換先はアルファコイン(50スコアから・20%お得)、Amazonギフト(100スコアから)、楽天銀行振込(1,000スコアから)、ドットマネーなど。最低ラインが低めで、少額でも出口があります。詳しくは投稿インセンティブの仕組みに。条件は変わることがあるので、申請前に公式で確認を。

ノベルアップ+(ノベプラ)

読者が「ノベラポイント」を買って作家に贈り、それが書き手側の「貢献ポイント」になる投げ銭型。広告やPVに連動した日常的なリワードではなく、応援が直接お金になる形です。換金は1,000貢献ポイントから申請できるという情報が複数あります(ただし貢献ポイント→現金の換金率は公式非公開で、体験談では5〜6割程度との報告)。最新の数字は公式ヘルプで確認してください。

エブリスタ(スターギフト)

2024年7月に始まった、エブリスタの投げ銭機能。読者が「スターギフト」を贈ると、書き手は「エブリワード」として受け取れて、1リワードが1円で現金に換えられます。換金は331エブリワード(331円)からと、最低ラインが低めなのが特徴。作品ごとに受け取り設定をしていないと贈ってもらえない点だけ注意。コンテストも多いサイトなので、投げ銭と賞の両方を狙えます。

ノベルバ(Novelba)

PVに応じた「報酬プログラム」と、投げ銭の「マグネット」の二本立て。PV連動の単価について「1PVあたり0.1円」という情報をよく見かけますが、これはユーザー報告ベースで、公式が明示したレートではありません。換金は報酬残高3,000円からとされています。正確な単価は公式で確かめてほしいところです。参加は管理画面の「PV集計」から申請する形になっています。

Solispia(ソリスピア)

2025年9月ごろに出てきた新しいサイト。読者が動画広告を見て有料エピソードの閲覧権を得る、という珍しい作り。読まれるとスコアが積もり、月1回ポイントに換算される仕組みのようです。1ポイント1円で、500ポイント(500円相当)から交換できるとされています。まだ情報が少なくて、自分も様子見の段階。ここは二次情報が中心なので、参考程度に。

リワードは常設されていないサイト

「賞金や書籍化はあるけれど、読まれた数で毎月お金が入る仕組みは見当たらない」グループ。投稿先として価値がないという意味ではなくて、お金の入り方が違うということです。

このあたりは「公式に常設リワードの記載が見当たらない」という確認の仕方なので、断定はしていません。新しく制度ができることもあるので、気になるサイトは公式のお知らせを見ておくといいと思います。

どう選ぶか、という話

正直に言うと、毎月の手応えがほしいなら広告分配型(なろう・カクヨム・アルファポリス)から触るのが入りやすいです。投げ銭型は読者との距離が近い作品で効いてくるので、固定ファンがついてから、でも遅くない。実際の登録から受け取りまでの手順はWeb小説の収益化の始め方にまとめました。

自分は3サイトに並行で投稿していますが、同じ作品を同時に出すのは途中でやめました。サイトごとに伸びる作品が違って、手間のわりに合わなかったからです。その経緯と、3サイトの性格の違い・使い分けはなろう・カクヨム・アルファポリスの違いと使い分けにまとめました。


この記事の前提と注意