3サイトに1年投稿して、収益はいくらだったか。約3000円の正直な話
結論から書きます。なろう・カクヨム・アルファポリスの3サイトに1年と少し投稿して、受け取った収益は、キャンペーンの当選分を除くと累計でおよそ4000円弱。1年あたりにならすと、3000円くらいです。
月にすると数百円で、これで生活は変わらないし、胸を張れる数字でもありません。それでもこの記事を書くのは、こういう「正直な総額」を出している人が、探してもほとんど見つからないからです。成功談はいくらでもあるのに、うまくいっていない実測は出てこない。だったら自分が、2026年6月時点の数字を出します。
先に、大事な前置き
この数字を読むうえで、知っておいてほしいことが3つあります。
ひとつ。3サイトで出している作品はそれぞれ違います。だから「このサイトが儲かる」というレート比較ではありません。あくまで一人の作者が3か所でやってみた規模感の話です。
ふたつ。投稿の頻度には波があって、たくさん書いた時期もあれば、ほとんど止まっていた時期もあります。収益はその活動量をそのまま映しているので、安定した「レート」として読まないでください。
みっつ。なろうでは初月に約300リワードが付いていますが、これはスタートダッシュキャンペーンの当選分で、読まれ具合とは無関係です。総額からは除いて考えています。
内訳の規模感
3サイトの中での大きさの順は、アルファポリスが頭ひとつ抜けていて、カクヨムとなろうがそれを下回る、という並びでした。
アルファポリスが累計で数千円相当と、収益の大半を占めています。ただこれも、投稿が活発だった時期にスコアが偏っているだけで、ずっとこのペースだったわけではありません。カクヨムとなろうは、それぞれ数百円という規模。なろうの月ごとの実数はなろうチアーズはいくら稼げるかに、1円や14円という数字まで隠さず載せました。
わかったこと
数字を並べて見えてきたのは、収益が「投稿量 × 読まれ具合」で決まる、当たり前のことでした。
書いて出した月は数字が動き、止めた月はしぼむ。放っておいてお金が入る不労所得ではない、ということです。アルファポリスのスコアが活発な時期に偏っているのも、結局そこに尽きます。書き続けた分だけ、ちょっと返ってくる。それ以上でも以下でもない。
1年の総額を12で割っただけでは見えない部分もあります。実際に月ごとに並べてみた話は月収はいくらかに書きました。
3000円を、どう受け止めたか
正直に言うと、手間に対して割に合うかと聞かれたら、微妙です。時給で考えたら笑ってしまう。
それでも自分が続けているのは、お金以外の理由があるからです。先月より読まれた、が数字で見えると、次を書く理由がひとつ増える。書く習慣の燃料として、月数百円でも効いている。そして、続けて読者がついた先に、書籍化や自分で出す電子書籍という、もう少し大きい入り口がある。今の3000円は、その入り口にたどり着くまでの足あとだと思っています。
収益が実際どこから入るのかの全体像は収益のリアルに、「結局稼げないのでは」という疑問には稼げないは本当かに、それぞれ分けて書きました。
これから始める人へ
期待値は低く持ってください。1年やって3000円、それが嘘のない相場感です。そのうえで、書く理由が「お金だけ」じゃないなら、始めて損はないと思っています。どのサイトが自分に合うかは3サイトの違いと使い分け、制度の一覧はリワードがもらえる小説投稿サイト一覧にまとめました。
ちなみに、お金を急ぐなら投稿リワードより早い道もあります。自分はSKIMAで小説のオーダーメイドを売って、1カ月でこの1年分を超えました。書く力を直接売る、という別の選択肢です。しかもこれは、読まれる作品を書くための練習にもなる。実在の読者の注文に応えて一人に刺さる訓練ができるので、稼ぎながら書く力を鍛えられます。リワードが伸びない今の自分には、ちょうどいい修行だと思っています。
▶ 投稿サイトのリワードより稼げた。SKIMAで小説のオーダーメイドを売った話:1文字1円の実体験と向き不向き
来年、この数字がどう動いたかも、また正直に書きます。
この記事の前提
- 金額はすべて2026年6月時点・筆者の実測の規模感です。投稿作品・更新頻度がサイトごとに異なるため、サイト間の優劣やレート比較ではありません
- なろうの初月分(キャンペーン当選の約300リワード)は読まれ具合と無関係なため、総額から除いています
- 税金・確定申告の要否は税務署または税理士に確認してください。本記事は税務上の助言ではありません