サイトでウケるジャンルが違う。3サイトに別ジャンルを出してわかったこと
同じ人間が書いても、サイトによってウケるジャンルは違う。3サイトに投稿してきて、これははっきり感じています。
自分の場合、なろうには男性向けを、アルファポリスには女性向けを、カクヨムにはもう少しニッチな作品を出しています。先に断っておくと、これは「このジャンルが稼げる」という話ではありません。自分が出してみての肌感と、そこから考えた仮説です。2026年6月時点の、いまの感覚として読んでください。
なぜ、サイトごとに別ジャンルなのか
最初は同じ作品を3サイトに同時投稿していました。でも、サイトごとに反応がまるで違うことに気づいてやめた、という経緯があります(詳しくは同時投稿をやめた理由に書きました)。
やめたあと、サイトごとに「ここはこの感じが読まれそう」というものを出すように変えました。そうしたら、同じ作品を流していた頃より、それぞれの反応が良くなった気がします。読者層が違う場所に、違うものを出す。当たり前のことを、回り道して学びました。
サイトごとの肌感
ここからは実体験ベースの仮説です。サイトの性格そのものは3サイトの違いと使い分けに整理しました。
なろうは、異世界ものや長編連載といった男性向けの土壌が厚い印象です。ランキングを追う読者が多く、続きを待ってもらう連載と相性がいい。自分も男性向けはここに出しています。
アルファポリスは、恋愛系をはじめ女性向けの読者層と、書籍化の文化が根強いと感じます。24時間で読まれた勢いがスコアに直結するぶん、刺さると一気に伸びる。
カクヨムは、ジャンルの幅が広い。なろうのランキングだと埋もれやすいニッチな作品でも、ちゃんと居場所がある。コンテストや拾い上げの間口も広いので、メジャーから少し外れたものを書くならここが書きやすいです。
収益とジャンルの関係を、正直に
自分の実測では、いちばん手応えがあったのはアルファポリス(女性向け)でした。でもこれを「女性向けが稼げる」と一般化するのは違うと思っています。
正しくは、「そのサイトの読者層と、自分が出した作品が、たまたま噛み合った」だけ。別の人が別のジャンルでやれば、結果は変わります。ジャンルに優劣があるのではなく、サイトと作品の相性の問題です。3サイト合わせても1年で約3000円という規模なので、そもそも「どのジャンルが大儲け」という土俵でもありません。
これから出す人へ(仮説)
「稼げるジャンル」を探すより、「自分の書きたいもの × そのサイトの読者層」の噛み合わせを見るほうが現実的だと思います。
やり方はシンプルで、まず1サイトに1作出して、反応を見る。薄ければ別のサイトの読者に向くかもしれないし、ジャンルを変えるより場所を変えたほうが早いこともある。自分はそうやって、少しずつ「この作風はここ」を覚えてきました。「小説投稿サイトは稼げない」と感じている人も、場所と作品の相性を疑ってみる価値はあります。
まとめ
正解のジャンルは、たぶん無いです。あるのは、サイトごとの読者層との相性だけ。それは誰かに教わるより、自分の手で各サイトに出して、反応を見て覚えるしかありませんでした。回り道でしたが、いまはその手応えが、書く場所を選ぶ基準になっています。
この記事の前提
- 本記事は筆者一人の実体験に基づく肌感と仮説で、2026年6月時点のものです。「このジャンルが稼げる」という保証ではありません
- ウケるジャンルはサイトの方針・読者層・時期によって変わります。あくまで一例として読んでください