「100PV=1円」は本当か。3サイトのPVと収益の実測換算

「小説は100PVで1円」は、収益化の話でよく見る数字です。でも3サイトに投稿して実測してみると、この「きれいな単一レート」は、実際には存在しませんでした。

理由はシンプルで、サイトによって「PV」が指すものも、お金への換算のされ方も、まるで違うからです。先に結論を言うと、「100PV=1円」は目安としてすら粗い。ただ、実測からおおよその規模感は出せます。2026年6月時点の話です。

なぜ単純に換算できないのか

3サイトは、そもそも測っているものが違います。

つまり「PV」と一口に言っても、中身が別物。横並びで「1PV=何円」と言える共通のものさしは、最初から無いんです。

実測の規模感

それでも、自分の数字からおおよその感覚は出せます。あくまで筆者一人の実測で、時期や全体の広告収入で変動する点はご容赦ください。

サイト 換算の起点 実測の規模感
なろう チアスコア(非公開) 「100PV=1円」説が有名だが正確には不明。筆者は7カ月で31円規模
カクヨム 広告表示PV → アドスコア おおむね広告表示PV 30前後で1円(=100PVで3円ほど)
アルファポリス 24時間ポイント 24時間以内に読まれた100ポイントで1スコア(=1円)が公式の起点

カクヨムの数字は、月ごとの広告表示PVとリワードを並べて割り戻したものです(例:広告表示PV 531で17リワード、364で11リワード)。30前後で1円なので、巷の「100PV=1円」より、むしろ良く見える月もあります。ただしこれは「広告表示PV」での話で、総閲覧数とは違う点に注意してください。各サイトの実際の数字はなろうはいくら稼げるかカクヨムはいくら稼げるか24時間ポイントとはに分けて書いています。

月1万円に必要なPVを逆算する

仮にカクヨムの「広告表示PV 30で1円」で計算すると、月1万円には月30万広告表示PVが必要です。日割りで1万PV。なろうで「100PV=1円」だとしても、月1万円なら月100万PV。どちらにしても、個人の小説でそこへ届くのは相当な人気作のラインです。

要するに、日常のリワードで月1万円は現実的ではありません。この結論は、なろう単体で逆算したいくら稼げるかの記事とも一致します。「小説投稿サイトは稼げない」と言われるゆえんは、この換算レートの低さにあります。

まとめ

「100PV=1円」は、覚えやすいけれど雑な目安です。サイトで定義が違い、時期でも動く。だからレートを正確に当てにいくより、まず読まれる母数を増やすほうが先だと、自分は思っています。PVを増やす工夫のほうは小説のPVを増やす方法に、実際の収益総額は1年でいくらだったかにまとめました。


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