コミッションで何が売れるか。受注を増やすために考えたこと
コミッションを出してみて、いちばん効いたのは「何を売るか」の決め方でした。受注を増やすために考えたことを書きます。2026年6月時点の実体験です。
売れるのは「無料では手に入らないもの」
大前提として、既存の無料作品で満たされているものは、わざわざお金を払って依頼されません。投稿サイトに無料でいくらでもある種類のものを、有料で頼む理由がないからです。
逆に売れるのは、こういうものだと思っています。
- わざわざコミッションサイトで依頼しないと、読めない・見つけられないもの
- 「大金を出してでも、これが読みたい」と思ってもらえるもの
つまり、ニッチで、けれど需要が強いところ。万人向けの薄い需要より、狭くて深い需要のほうが、コミッションでは値段がつきます。具体的に何がそれにあたるかは、人によって違います。自分の得意分野と、世の中で満たされていない欲求が重なるところを、探してみてください。ここは自分の引き出しを棚卸しする作業になります。
探すヒントは、自分自身の不満です。読み手として「こういうのがもっとたくさんあればいいのに」「なんでこれがないんだ!」と思ったことはありませんか。その"ないものねだり"こそ、満たされていない需要の入口です。自分が読者として渇望して、でも世の中に足りていない。それを書けるなら、同じ渇きを持つ人が、お金を払ってでも読みたいと思ってくれます。自分が一番ほしかったものを書く、というのは、案外いちばん確かな当て方でした。
受注のコツ
そのうえで、出品の仕方で2つ効いたことがあります。
ひとつは、狭く特化して出品すること。「なんでも書きます」は、その他大勢に埋もれます。得意な領域に絞ったほうが、それを探している人にちゃんと届く。間口を広げないのが、かえって受注につながりました。
もうひとつは、見本を見せること。自分は投稿サイトに置いてある作品を見本にしました。「こういう文章を書く人です」が一目で伝わると、依頼のハードルが下がる。投稿の蓄積が、ここで名刺になりました。
まとめ
万人向けを薄く狙うより、狭く深い需要を取りにいく。自分の引き出しと、満たされていない需要が重なる一点を見つける。それが、受注を増やすいちばんの近道でした。値付けの話はコミッションの値付けに、全体像はコミッションという選択肢にあります。
この記事の前提
- 何が売れるかは需要とタイミング、扱うジャンルによって変わります。本記事は筆者一人の実体験(2026年6月時点)です
- 他者の著作物を使う創作には権利上の注意が必要です。依頼を受ける際は各サービスの規約と権利関係を確認してください